無形民俗文化財=横江の虫送り

7月中旬の3連休の中日の15日に横江の虫送りが開催されました、このblogでも毎年記事にしていますが、開催される半月ぐらい前から夕暮れ時になると神社の方から太鼓を練習する音が聞こえてきます、練習する太鼓の音を聞いてもうそのシーズンが来たかと月日の流れの早さを実感した次第です。
虫送りは現在のように消毒薬による害虫の駆除がない時代に、稲に着く害虫の発生するこの時期に松明をかざして明りに集まった害虫を焼いて駆除したことが起源と言われています、かつては日本全国で虫送りが行われていたようですが消毒による害虫の駆除が行われるようになってからは虫送りをするところがほとんどなくなりました。
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P1230113 posted by (C)gotyan

横江の虫送りは白山市指定無形民俗文化財に指定され先人の文化遺産として市の保護をうけて毎年行われています。
あたりは夕闇に包まれる頃、松明やカンテラの灯りが太鼓を先頭に幾筋か農道に行列します。
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P1230092 posted by (C)gotyan


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P1200519 posted by (C)gotyan


各町会の太鼓が神社前に集合してアーチ型に「虫送」と記されて火縄に火が着けられると多くの太鼓の音が暗闇に響きます。
太鼓を支える人、その太鼓に飛び乗って打ち鳴らす人、虫送りの中の一番の見せ場です。
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P1230110 posted by (C)gotyan


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太鼓の音が一段と激しく響きクライマックスになった頃にリーダーの笛を合図に太鼓を抱えて神社の境内に先を争って走り込みます。
神社の中にはあらかじめ焚き火が焚かれています、その焚き火を囲むようにならんだ太鼓を撃ちならす人が一段とエクスタシーに達し太鼓の音が普段は静寂の境内にこの日ばかりは盛大に響きました。
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P1170339 posted by (C)gotyan


今年も虫送りの行事が無事に済みました、また一年の年が過ぎ去りました。
芭蕉の「奥の細道」に”月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり”の一節があります、来ては去ってゆく年は永遠の旅人に例えられています、その一年を永く感ずるか、短く感ずるかは人それぞれですが、総体として歳を重ねると早く感ずる様に思いますがどうでしょうか。

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この記事へのコメント

2018年07月25日 08:03
伝統行事の「虫送」
各地でも残っているところが少なくなっているようです。
このような伝統行事は是非無形文化財として後世に伝えて
行きたいものですね。
伝統行事で老人から若者への継承などコミニュケーションも計れて良い事だと思います。
若者もエネルギー発散の場になる事でしょう。
2018年07月25日 19:42
信徳様へ
そうですね、虫送りはその実用性は失われましたが先人の考えた大切な作物を虫害から守る知恵として後世に伝えて行く必要があります、虫送りの行事を取り仕切るのは青年団ですが日ごろ交流がない団員もこのような行事でコミニュケーションを計れてよいことです。
毎年記事にしていますが私たちblogerが記事を書いて皆さんに知らしめるのも文化遺産を守る上には必要だと思います。
2018年07月25日 22:55
幻想的に始まり勇壮に幕を閉じるって感じですか?猛暑ですが収穫の秋の豊作を祈る祭りですよね。熊本の阿蘇では「御田(おんだ)祭り」という豊作を願う祭りがあります。青田の中を白い衣を着た宇奈利(うなり)が火の神と水の神を含めた14人分の食事を頭にのせ行列します。その幻想的行列には多くのカメラマンが集まります。静の祭りですね。私は実際に行った事はないのですが…。こういう伝統文化は守っていかないとと思いますね。
2018年07月26日 09:58
tor様へ
猛暑の日が続いていますが農家の人は大変ですね、最近の気候は極端ですね、先日の西日本豪雨のように大雨が降ったかと思ったら今度は日照りの猛暑が続いたリで老齢の身には被災者の一日も早い復興を願うのみです。
阿蘇地方には御田祭りという豊作祈願の祭りがおこなわれているようですが、虫送りも稲の穂が出る大切な時期に虫を退治して豊作を願う祭りだと思います、先人の文化遺産は後世につないでいきたいものですね。
いつもコメントを下さってありがとうございます。
2018年07月26日 13:24
今年も賑やかな太鼓の音がこちらにも響いてきていました。年々賑やかになっていくなあと感じます。
昔に比べて、虫送りは減ってきましたが、横江の虫送りはイベントとして、賑いは増えてきたと思います。
もうすぐ川北の火祭りもありますが、この時季、炎を使った虫送り行事が、近くで行われるのはうれしい限りです。
2018年07月27日 07:16
つとつと様へ
横江の虫送りの歴史で文献上に残っているのは江戸時代の中期だそうですがそれ以前の歴史は分からないようです。
現在は消毒剤の散布をしていますが益中などの虫も根こそぎ駆除してしまって生態系が崩れています。
虫送りの実用性がなくなった現在は先人の文化遺産として子供たちにも語り継いで行くためにもこのようなセレモニーも必要でしょう。
川北も含め手取の扇状地は昔から米作の盛んな土地柄のようですので火祭や虫送りの行事が保存されてゆくことは良いことですね。
2018年07月27日 13:13
こんにちわ
こうした毎年行われる年中行事はいいですね、季節を感じ、土地の人はもちろんですが子供たちもやがて引き継いで主役になり、また大人になって土地を離れて遠くで暮らしていても故郷のなつかしい思い出になることでしょうね、子供の頃 集会所の庭でやぐらをかこんで踊っていた盆踊りも踊らなくても友達との楽しかった夏の夜を今も思い出します
2018年07月28日 09:57
源次郎様へ
毎年変わり映えしない記事を書いていますが同じ町内の行事ですし近隣の町会からも参加して大騒ぎしてやっていると見に行きたくなります。
豊原の盆踊りは派手にやっていましたね、仮想踊りも何回か出たことがあります、青年会が運営していましたので私も当番の時は町のアイスキャンデー屋に自転車の後ろに木製の箱を摘んでとりに行ってきて売ったことがあります、キャンデー売りの利益や寄付のお金で青年会の慰安旅行を渋温泉でした事を覚えています。
暑い日が続いています無理をしないでお過ごし下さい。