ほうらい祭りー白山市鶴来地区金劒宮

毎年10月に行われている鶴来地区の「ほうらい祭り」に、昨年から2回目になりますが8日(土)に行って来ました。
祭りは8日、9日に開催されるので先週から予定していました、ところがこの週末は生憎お天気が曇りのち雨の下り坂です、雨に遭う覚悟で初日の正午の神輿の出発式だけでも見たくて出掛ける事のしました。
町はずれの市営体育館の駐車場に車を停めてから、傘を持って金劒宮の方角に歩きました、いつもなら歩く事には自信が有ったのですが、釣りに行って傷めた膝にあまり無理なストレスを掛けない様にゆっくりしたペースで歩きました。
金剱宮の参道には両端に沢山の出店がならんでお祭りムードで賑やかでした、正午の神輿の出発にはまだ時間が有るので祭り見物の人通りはまばらでした。
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ほうらい祭りは白山市鶴来地区の金劒宮も秋季例大祭に伴って催される神事で、約800年前にその原型になる物が始まったと言われていますが、1970年から地元の商工会などが「ほうらい祭り」として観光振興の為に復活させた祭りです。(※祭りの由来、末尾欄参照)

時間が早いので金劒宮には氏子の係りの方が集まっている程度でした、これから正午までには賑やかになるでしょう。
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拝殿の中では関係者は集まって神事を行っている様子です、神輿が拝殿の前に祀られています。
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神輿を担ぐ方は初老の厄年の方です、「白丁(しろば)」衆と呼ばれる白装束に身を包んだ厄年の方が神輿を担いで町内を練り歩きます、神輿は2日間の内、1日目は前厄、2日目は後厄の白丁衆が神輿を担ぐ事が通例になっているようです。
参道の階段を白丁衆が神社に向かって登ってきました。
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行列の神輿の後に練り歩く「造り物」が集まってきます、大きな掛け声をかけて急な坂道を登ってきます。
造り物は各町会の青年団の方が1~2か月前から手造りした武将や歌舞伎の演目などの高さが約5mほどの人形です。
今年はどんな造り物が出るのか楽しみです。
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最初に集まった造り物は「歌舞伎十八番”暫(しばらく)”」です。
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正午の花火を合図に神輿が神社から白丁衆に担がれて出発しました、心配した雨も先ほどパラパラと雨粒があたりましたが、その後空が明るくなって小康状態です。
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後に続く造り物は「歌舞伎十八番 ”暫”」です。
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造り物二番手は「大天狗」です。
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新撰組 副長 三番隊組長の斎藤一と書いてありました。
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こちらの造り物は雨よけのビニールの中ではっきり見えませんが「三蔵法師」の様です、アニメぽい感じがします。
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最後の造り物は「幕末の侍」です、この人形は珍しく2体の人形が背中合わせに造られていいます。
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神社の近くの町内を一巡した神輿が神社に戻って、参道の通称「男段(おとこだん)」と呼ばれる急な階段を降りて繁華街に向かいます。
男段は短い階段を降りてから、坂道を2~30m下って次に長い階段が続いています、初めは短い階段を降ります。
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長い男段を白丁衆に担がれた神輿がソロソロと降りて行きます、階段の下には神輿を迎える善男善女が集まっています。
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狭い参道の群衆の中を神輿は進みます。
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祭りの道化役の露祓いは奇抜な仮装をして、腰から垂れた縄に空き缶や鍋を結んでガラガラと音を立てて引って歩き、女の子や子供達を怖がらせています、元々は猿田彦の神と推測されています。
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ほうらい祭りのポスターです、鶴来の街のあちらこちらに張ってありました。
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町内の当番に当たった家には「御祓所」がもうけられていて、お神酒と獅子頭が飾られています、神輿巡礼のおりに寄って御祓いをするようです。
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鶴来の街には古い家並みが残っています、これは麹を商う店です。北陸は発酵文化が発達をした土地柄です、甘酒、かぶら寿司、大根寿司等に欠かせない麹を商う店です。
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白山菊酒の名前で知られている日本酒の造り酒屋はこの鶴来地区に集中しています、この店も地元では有名な造り酒屋です。
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祭りの行燈にも縁起の良い図柄の絵が描かれていて各家ごとに飾られていました。
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鶴来地区は手取川沿いの山あいの町です、小高い金劒宮から下の鶴来の街を見下ろします、昔ながらの街並です。
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お終いになりましたが、ほうらい祭りの由来は今から800年以上前の白山事件(安元事件)に端を発して居るようです。
平家物語にも登場する白山事件とは、加賀の国司、近藤師高と白山衆徒の対立が発展し、師高らの暴挙に対する処罰を求めて大衆(僧徒)が神輿を担いで京へと強訴する(神輿振り)までに至った事件です。
金剱宮の神輿もまたその強訴に加わった神輿の一つであった。
都を警護する武士との騒乱のなかで、衆徒側では死者が出たり、警護の放った矢が神輿に当たるなどしたが、やがて訴えは訊き入れられ師高は尾張へ配流となり騒動は終息しました。

金剱宮では秋の収穫期に、五穀豊穣を願うと共に、白山事件の神輿のなかで唯一帰還したとされる神輿の凱旋を祝い、祭りを執り行うようになりました。 (フリー百科事典 ウィキペディアより)


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この記事へのコメント

2016年10月11日 22:49
膝の怪我も注意しながらもこうして出かけられるようになってきて良かったです。やっぱりいつも散歩して鍛えているから回復も早いのではないですか。
野沢温泉にも厄年の若者が主役の激しい道祖神祭りがありますが、こうして前厄と後厄の人たちが祭りに係ることで地区の絆が深まるでしょうね、それが永遠と継承されていく日本のいい文化ですね
2016年10月12日 12:25
幸村様へ
膝のけがも整形外科に通って直しています、お陰様で専用のサポーターを装着して平地なら歩けるようになりました、ただ階段や急な坂道では無理をしないようにゆっくりと歩いています。
鶴来地区は金沢と違って田舎なので住民の絆が強く、祭りには周辺の市町村に移り住んでいる若者も実家に帰って神輿や造り物を担いでいます、日本式の絆は素晴らしいですね。
今年の造り物には真田の武将が登場するか期待して行ったのですが、私の採点では昨年より点が悪いような気がしました、それでも青年団が土日や夜の時間で造った事は立派ですね。
2016年10月16日 18:37
今年も行けずじまいに終わってしまいました「ほうらい祭り」。
最後の造り物の「幕末の志士」は、アニメの「るろうに剣心」ですね。赤い着物が主人公の緋村剣心、明治の警官洋装が斉藤一。この一町だけは毎年、アニメのキャラクターを作っているんです。昔はオバQやルパン3世も作ってましたね。伝統なんだそうです。でも、秘密主義で作るから、今年は斉藤一が2体になっちゃいましたね^m^
今年は猿田彦まで登場なんですね。来年は観に行きたいと思っています。ほうらい祭りも年々盛大になっていますが、あの祭り歌さえなければTV中継されるのにともっぱらの話題なんですがねえ。でもこうした祭礼がどんどん注目されていくのは良いことですねえ^^
2016年10月17日 11:28
つとつと様へ
先日の渓流釣りで膝を傷めてしまって、現在整形外科に通って治療中です、ほうらい祭りは去年初めて見に行きましたが、今年は足の膝に装具を付けているので諦めていたのですが、神輿の出発の様子だけでも見たくて行きました。
車を体育館の駐車場に止めてそこからユルユルと歩いて行きました、初老の厄年の人が白装束で神輿を担いで参道の男段を降りる所が見られたので満足でした。
造り物も各町会の青年団が工夫をしてなかなか面白い物を見せて頂きました、幕末の侍がアニメに登場する人物だと知りませんでした、道化役の猿田彦は昨年も出場していましたよ。
車に帰ってから万歩計を見たら11000歩も歩いていました、整形外科の先生には内緒です(笑)。